所属している研究グループ : 臨床・福祉・社会グループ
総合臨床室では脳磁計とMRIを用いた水俣病の客観的評価および磁気刺激装置を用いた水俣病患者の疼痛の治療研究を行っており、主に脳磁計検査と神経生理検査、磁気刺激治療のサポートを担当しています。脳磁計検査では水俣病患者さんや水俣病発生地域に居住されていた方の健康不安の解消のために電気刺激を用いた感覚誘発磁場などの測定を行っています(図1)。
また、水俣病の症状である神経障害性疼痛に対して行っている磁気刺激治療の前後で検査をし、感覚野に及ぼす作用を客観的に評価する研究を行っています。
その他NIRSを用いたリハビリ効果の評価(図2)やBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)を用いたリハビリ(recoveriX)等も行っています。
プロジェクト研究
メチル水銀中毒の予防および治療に関する基盤研究
2021-2024年度 JSPS科研費 基礎研究(C)(分担)
神経障害性疼痛の治療を有効に行うための客観的診断法の開発