NIMDについて

組織、部門、職員・研究員紹介

三浦 陽子Yoko Miura

所属している研究グループ : 臨床・福祉・社会グループ

総合臨床室では脳磁計とMRIを用いた水俣病の客観的評価および磁気刺激装置を用いた水俣病患者の疼痛の治療研究を行っており、主に脳磁計検査と神経生理検査、磁気刺激治療のサポートを担当しています。脳磁計検査では水俣病患者さんや水俣病発生地域に居住されていた方の健康不安の解消のために電気刺激を用いた感覚誘発磁場などの測定を行っています(図1)。
また、水俣病の症状である神経障害性疼痛に対して行っている磁気刺激治療の前後で検査をし、感覚野に及ぼす作用を客観的に評価する研究を行っています。
その他NIRSを用いたリハビリ効果の評価(図2)やBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)を用いたリハビリ(recoveriX)等も行っています。

図1:脳磁計検査
図2:NIRS
研究テーマ・担当業務

プロジェクト研究

メチル水銀中毒の予防および治療に関する基盤研究

外部資金による研究
主な履歴、学歴、学位、表彰等
  • 2017年日本臨床神経生理学会専門技術師(脳波分野、筋電図・神経伝導分野)
  • 2015年国立水俣病総合研究センター臨床検査技師として配属
  • 2002年臨床検査技師免許取得、熊本県内の病院で勤務