国立水俣病総合研究センターは
日本だけでなく
世界の主な水銀問題に対しても調査、技術指導などを行っております。
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違法なASGMに使用された大量の金属水銀がアマゾン川流域の河川に流出し、地元住 民の健康被害への懸念が高まっている。 そこで、現地の大学や研究機関との共同研究を通じて、ブラジル側の水銀分析能力の向上、水銀分析技術者の育成、健康監視能力の向上、国民啓発能力の向上、臨床診断能力の向上を目的として研究所を強化した。 JICA事業は、将来を担う人材の育成を目的として3期14年間にわたって実施された。
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貴州省・政府関係研究者らと共同で土壌中無機水銀による影響を調査するため、工場周辺地区および工場のない対象地区の住民の水銀曝露調査を実施し、汚染土壌に含まれる水銀の化学形態を解析するために土壌試料を採取し分析を行った。
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手掘り水銀鉱山鉱夫の水銀曝露による健康影響調査を共同研究として実施して、毛髪や尿を採取、水銀値を測定し、水銀蒸気曝露による健康評価も行った。
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ニカラグア政府からInter-American Development Bank(IDB)に要請があり、IDBの日本ファンド部門から国水研に協力要請。現地の研究者と共に水銀汚染地域のフィールド調査と調査に必要な水銀分析の技術移転を実施。その後JICAの技術協力プロジェクトへ移行。
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カザフスタン政府からJICAに要請があり、JICAから国水研へ協力要請された。JICA専門家派遣プロジェクト「ヌラ川水銀環境モニタリングプロジェクト」として国水研職員を派遣し、現地のカウンターパートを対象に水銀分析の技術移転を実施。
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フランスのNPO団体から現地住民の毛髪水銀分析の依頼があり分析した結果、比較的高い水銀濃度が判明。国水研でも独自に現地に赴き、現地の魚の水銀濃度や現地住民の毛髪水銀濃度を調査。
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現地の大学に水銀分析の技術移転を行い、河川流域の水銀汚染調査を共同で実施。
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本国首都Dodomaから北西に位置するShingida、Kahama、Sekenke、Mwime、Geitaの5エリアで行われているASGMの実態調査を実施。今回は予備調査として主に作業現場の視察を行ったが、今後作業従事者の曝露レベルの把握や、ビクトリア湖周辺の魚介類を摂取している地域におけるASGMの調査を行う必要があると考えられる。