NIMDの活動

これまでの国際貢献事例

国立水俣病総合研究センターは
日本だけでなく
世界の主な水銀問題に対しても調査、技術指導などを行っております。

1

ブラジル・アマゾン川流域(小規模金採掘)

JICAプロジェクトや現地大学・研究機関との共同研究を通し、アマゾン川支流のタパジョス川流域環境の水銀影響調査、周辺住民の健康調査を実施。

2

中国貴州省(有機化学工場排水)

貴州省・政府関係研究者らと共同で流域環境の水銀汚染調査及び住民の水銀曝露調査等を実施。

3

中国貴州省(水銀鉱山)

鉱山業者らの健康調査を実施。

4

ニカラグア(苛性ソーダ製造工場排水)

ニカラグア政府からInter-American Development Bank(IDB)に要請があり、IDBの日本ファンド部門から国水研に協力要請。現地の研究者と共に水銀汚染地域のフィールド調査と調査に必要な水銀分析の技術移転を実施。その後JICAの技術協力プロジェクトへ移行。

5

カザフスタン(有機化学工場排水)

カザフスタン政府からJICAに要請があり、JICAから国水研へ協力要請された。JICA専門家派遣プロジェクト「ヌラ川水銀環境モニタリングプロジェクト」として国水研職員を派遣し、現地のカウンターパートを対象に水銀分析の技術移転を実施。

6

フランス領ギアナ(小規模金採掘)

フランスのNPO団体から現地住民の毛髪水銀分析の依頼があり分析した結果、比較的高い水銀濃度が判明。国水研でも独自に現地に赴き、現地の魚の水銀濃度や現地住民の毛髪水銀濃度を調査。

7

インドネシア スラウェシ島(小規模金採掘)

現地の大学に水銀分析の技術移転を行い、河川流域の水銀汚染調査を共同で実施。