NIMDの活動

WHO協力センター

1986年に「水銀化合物の健康影響に関するWHO協力センター」(Ref.No.JPN-49)に指定され、主に下記の水銀の健康影響に関する調査や研究に関する活動を行っています。

1
水銀汚染の可能性のある地域における調査
環境試料や生体試料中の水銀分析、及びヒトへの水銀曝露の評価
2
刊行物を通じた水銀の危険性や水銀がもたらすリスクに関する情報の発信
3
水銀に起因する環境問題を抱える国々の研究者や技術者を対象とした水銀分析や曝露評価に関する研修
4
水銀に関連する公衆衛生上の問題が懸念される場所における
ヒト及び環境への水銀曝露の評価、及び予防的・治療的措置と対応

これまでの主な活動事例

キルギスタン(Deder Bubu)

旧水銀鉱山地域の水銀汚染における環境調査及び住民の健康影響調査

カンボジア(Sihanoukville)

国外から持ち込まれた工業廃棄物による水銀汚染の調査及び住民の健康影響調査

インドネシア(Buyat)

金採掘に伴う水銀汚染における環境及び住民の健康影響調査

モンゴル(Khongor)

金採掘に伴う水銀汚染における環境及び住民の健康影響調査

WHO刊行物の分担執筆

Children’s Exposure to Mercury Compounds (2010年)

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WHO刊行物発刊への協力

Assessment of prenatal exposure to mercury: human biomonitoring survey (2018年)

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