NIMDの活動

水俣湾における海水中水銀の観測

水俣湾及びエコパーク水俣親水護岸において、海水中の水銀濃度を分析する水質モニタリングを実施しています。季節を変えて年間数回、水俣湾及びエコパーク水俣親水護岸の一定の地点で海水を採取し、溶存態総水銀、メチル水銀濃度を分析しています。
現在、水俣湾では過去10年間の平均と比べ大きな変動はなく安定しており、環境基準値(溶存態総水銀濃度500ng/L)と比較しても相当低い溶存態総水銀濃度(0.49 ± 0.37ng/L)となっています。

【2022年10月の観測結果】恋路島:0.30ng/L、裸瀬:0.45ng/L、湾央:0.55ng/L ●備考日本の水質環境基準:500ng/L 東京湾の水銀濃度:1.0ng/L(2002〜2003年に調査)