A 水俣病のあらまし(メチル水銀中毒と神経系)

 

メチル水銀による神経系の傷害

メチル水銀は神経系の特定部位に強い傷害を起こします(左図赤色部分)。 その結果それぞれの部位が持つ役割に応じた障害が起こります。 これが以下のような症状となり、様々な組み合わせで現れるのが水俣病の特徴です。

①わけもなくころぶ。まっすぐ歩けない。ボタンをかけたり、衣服の着脱など日常の動作が思うようにできない。(運動失調)
ことばが不明瞭。(講音障害)

②まっすぐ見たときに周辺が見えにくい。(視野狭窄)

③触れているのはわかるが手のひらに書かれた数字がわからない。さわった物の形や大きさがわからない。ざらざらとすべすべの区別がわからない。(感覚障害)

④力が入りにくい。筋肉がけいれんを起こしやすい。(運動障害)

⑤音の識別ができない。相手の言うことが聞き取れない。(聴力障害)

⑥じんじんするしびれ。さわられても感じにくい。熱いものや冷たいものにさわっても感じにくい。(感覚障害)


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