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原田利恵(はらだりえ)
国際・総合研究部 地域政策研究室 主任研究員
2011~2012年度、中心市街地の活性化の調査・交流拠点として、商店街に開設した「むつかどラボAtelier」にて店主の地域資源化、若手起業家の支援などに取り組む。2013年に家族の転勤都合により退職。2018年に復職し、水俣病関係者のライフヒストリー研究や地域再生の課題に実践的に取り組んでいる。趣味はお茶。

つなぎ美術館主催「ユージン・スミスとアイリーン・スミスが見たMINAMATA」関連プログラム・トークセッション「MINAMATAはどういきるのか」登壇
https://www.tsunagi-art.jp/blog/488/

今年の研究テーマ・担当業務
業務
  • 研究テーマ「水俣病被害地域における地域再生に関する研究」
  • 水俣病情報センター
  • 水俣市との包括的連携協定に関するニーズ調査

  • 委員会
  • 情報センター展示委員会、NIMD FORUM準備委員会、学術委員会
  • 所属している研究グループ
  • 臨床・福祉・社会グループ
  • 研究業績
    〈論文〉
    「胎児性水俣病患者が置かれた社会的環境に関する考察―過去のヒアリングデータ分析より―」『環境社会学研究』第27号,2021年.
    「水俣病患者第二世代のアイデンティティ」『環境社会学研究』第3号,1997年 .
    「公害地域の再生とまちづくり—川崎における被害者運動の展開」『日本都市社会学会年報』第22号,2004年9月.
    「環境再生と祭り」『都市問題』第90巻第8号,1999年8月.
    「住民運動からみた地域社会再生の視点」『都市問題』第89巻第6号,1998 年6 月.

    〈図書〉
    「地域コミュニティからの協働と住民参加」『環境再生―川崎から公害地域の再生を考える』有斐閣,2002.
    「環境社会学」宇都宮京子編『よくわかる社会学』ミネルヴァ書房,2006
    「日本における温暖化対策の現状と課題―東京都の排出量取引制度の検討を中心として」『東アジアの大都市における環境政策』国際書院, 2009.
    「土呂久・松尾鉱毒」『環境総合年表―日本と世界』すいれん舎,2010.

    〈報告書〉
    「産業廃棄物における環境汚染と地域社会―香川県豊島における不法投棄事件の社会学的研究」『持続可能な社会と地球環境のための研究助成』(財)消費生活研究所,1998.
    「水俣市内商店街における事業主の現況に関する考察」『平成23 年度水俣市内商店街における事業主の現況調査―集計報告』水俣市、2012 年。
    外部の委員等
    熊本学園大学水俣学研究センター客員研究員
    主な履歴、学歴、学位、資格等
    早稲田大学第一文学部社会学専修卒業
    東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了(社会学修士)
    東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学
    財団法人東京市政調査会研究員(~2011.3)
    専門社会調査士