平戁E2年5朁E日
太地町における水銀と住民E健康影響に関する調査結果につぁE
国立水俣痁E合研究センター
【背景、EBR>
和歌山県東牟婁E太地町より要請を受け、毛髪水銀濁E測定によるメチル水銀摂取状況およE健康影響の調査を実施した、EBR>
【調査の対象と方法、EBR>
- メチル水銀摂取状況調査
太地町住民(人口3,526名、男1,600名、女1,926名、平戁E1年7朁E1日現在EEぁE、夏季調査E平戁E1年6月、E月)では1,017名、E季調査E平戁E2年2月)では372名E毛髪水銀濁Eを測定した(重褁E52名、延べ1,137名)。毛髪提供老EらE、E記式アンケートによって、E介類摂取に関する惁Eを得た、EBR>
- 健康影響調査
夏季調査参加老EE冁E比輁E毛髪水銀濁Eの高い住民を中忁E182名(男105名、女77名)を対象に、神経E科専門医により、E常行われる神経E科診察にえて二点識別覚検査と上肢運動機E評価シスチEを用ぁE検査を行った(平戁E1年7月、E1月、平戁E2年1月)、E
【結果、E
- メチル水銀摂取状況調査
1) 夏季調査の結果、対象老EE毛髪水銀濁Eの幾何平坁EE最小E最大EE、男11.0 ppmEE.74 ppm∁E39 ppmE、女6.63 ppmEE.61
ppm∁E9.9 ppmEであった(国冁E4地域E幾何平坁EE最小E最大EE、男2.47 ppm EE.10 ppm∁E0.6 ppmE、女1.64
ppm (0.01 ppm∁E5.8 ppmEE、EBR>
2) 夏季調査の結果、神経症状の出現する可能性のある下限値とされる毛髪水銀濁E50 ppmEEHOEを上回る住民が、対象老EE3.1EEE2名(男26名、女6名)にみられた、EBR>
3) 冬季調査の結果、対象老EE毛髪水銀濁Eの幾何平坁Eは、男11.2 ppm、女6.46 ppmで、夏季調査と比べて大きな違いはなかった。夏季またE冬季調査のぁEれかで50
ppm以上E住民E3.8EEE3名であった。夏季調査と重褁Eた対象老Eおいては、E季には毛髪水銀濁Eの増加傾向がみられた、EBR>
4) 毛髪水銀濁Eとクジラ類を食することの関連性が示唁Eれた、EBR>
- 健康影響調査
1E今回調査した対象老Eは、メチル水銀中毒E可能性を疑わせる老EE認められなかった、EBR>
2) 上肢運動機E評価シスチEによる解析E結果、太地町検診受診老E多くみられた「上肢不随意運動」(振戦EE痁EなもEである可能性は低いと老Eられた、EBR>
3) 神経所見EぁE、アキレス腱反封EE低下E消失のみ毛髪水銀濁Eとの相関が認められたが、今回検診を行った太地町住民E、水俣痁E発生地区の鹿児島県大島郡K町住民と比べて有意にアキレス腱反封EE低下E消失の頻度が低いため、メチル水銀による影響である可能性は低いと老Eられた、E
【今後E調査につぁE、EBR>
太地町において、今回の調査ではメチル水銀によると思われる健康影響は認められなかったが、毛髪水銀濁Eが非常に高い住民を認めるため、調査の継続が忁Eである。平戁E2年度以降も毛髪水銀測定およE神経学皁E査を継続するとともに、小EめE環器系への影響などを、国立水俣痁E合研究センター外E専門家も含めた研究班を設置して調査研究を進めることを検討してぁE。また、感覚障害の客観皁E価法として脳磁計が活用できなぁE研究を進めており、太地町住民からも、今後E研究に活かすためチEEタの収集を行った、EBR>
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