① |
キーワードは「食物繊維」です。これは野菜(リンゴ・ミカン・スイカ・バナナ・トマト・キャベツ)など食物繊維を多量に含んだ低カロリー食品を食事前に摂ることで、満腹感を得られダイエット効果を上げることができます。 |
② |
食欲ホルモン「グレリン」と食欲抑制ホルモン「レプチン」の特性を知ることによってやせることができます。胃から分泌されるグレリンは食物繊維や蛋白質がないと出続けることからお菓子やファーストフードでは分泌抑制されません。このためお菓子やファーストフードでは食べたとしてもホルモン作用による満腹感が得られず食欲が抑制されません。またレプチンは急なダイエットを行うと、分泌量が異常に少なくなり、リバウンドしやすくなります。 |
③ |
「男性と女性のやせるコツと更年期対策」。男性ホルモンの影響で男性は皮下脂肪がつきにくく内臓脂肪が蓄積しやすい体質ですが、一旦ダイエットを始めると甘いものへの誘惑が少ないため女性よりやせやすい傾向です。女性は生理の周期にあわせてホルモンのバランスが変動します。生理前と生理中は現状維持、生理後にカロリー制限と運動に励みダイエットするとやせるホルモン(エストロゲン)の分泌を後押しするためやせやすいです。 |
④ |
「やせる運動」。50歳前後になったら食生活を見直し、毎日運動する習慣を身につけることが必要です。走ることは歩行の3倍カロリーが消費されます。また、筋肉トレ−ニングで筋肉量を増やすことは基礎代謝を上げ消費カロリーを増やすのでやせるためには非常に有用です。 |
⑤ |
「やせる戦略」。やせるためには戦略が必要です。体重をゆるやかに減らす目標設定をし、体重の変化をこまめに記録する戦略が大切です。 |
⑥ |
「やせる動機をしっかり持つ(モチベーションを高める)」。やせることは糖尿病をはじめとする様々な病気の予防に不可欠であり、健康の増進と寿命を延ばすことに非常に有用です。 |
⑦ |
最後に先生より次の6つのやせる格言が紹介されました。
「無理して食べない」
「空腹を喜ぶ」
「空腹は時間とともに軽減する」
「満腹は時間とともに増大する」
「宣言してやせる」
「継続が一番重要」 |