トップ > 健康セミナー > 第20回健康セミナー

第20回健康セミナー報告

と き  2010年8月8日
講 師 堤 隆治(堤整形外科クリニック)
テーマ 「やせるアイデア30」


 8月8日(日)、水俣病情報センターで第20回健康セミナーを開催しました。
今回の講師は熊本市の堤整形外科クリニック 堤 隆治先生で「やせるアイデア30」というテーマで講演していただきました。来場者数は70名で大変盛況でした。
 堤先生は「やせるアイデア30」について1つずつわかりやすく解説し、お客様が何度もうなずくようななお話をしていただきました。
 それでは講演の一部を簡単に紹介します。


やせるアイデア30
講演は大きく分けて①食物繊維②食欲ホルモン③男性と女性のやせるコツの違い④やせる運動⑤やせる戦略⑥やせる動機⑦やせる格言の7つの項目で話しが進みました。
キーワードは「食物繊維」です。これは野菜(リンゴ・ミカン・スイカ・バナナ・トマト・キャベツ)など食物繊維を多量に含んだ低カロリー食品を食事前に摂ることで、満腹感を得られダイエット効果を上げることができます。
食欲ホルモン「グレリン」と食欲抑制ホルモン「レプチン」の特性を知ることによってやせることができます。胃から分泌されるグレリンは食物繊維や蛋白質がないと出続けることからお菓子やファーストフードでは分泌抑制されません。このためお菓子やファーストフードでは食べたとしてもホルモン作用による満腹感が得られず食欲が抑制されません。またレプチンは急なダイエットを行うと、分泌量が異常に少なくなり、リバウンドしやすくなります。
「男性と女性のやせるコツと更年期対策」。男性ホルモンの影響で男性は皮下脂肪がつきにくく内臓脂肪が蓄積しやすい体質ですが、一旦ダイエットを始めると甘いものへの誘惑が少ないため女性よりやせやすい傾向です。女性は生理の周期にあわせてホルモンのバランスが変動します。生理前と生理中は現状維持、生理後にカロリー制限と運動に励みダイエットするとやせるホルモン(エストロゲン)の分泌を後押しするためやせやすいです。
「やせる運動」。50歳前後になったら食生活を見直し、毎日運動する習慣を身につけることが必要です。走ることは歩行の3倍カロリーが消費されます。また、筋肉トレ−ニングで筋肉量を増やすことは基礎代謝を上げ消費カロリーを増やすのでやせるためには非常に有用です。
「やせる戦略」。やせるためには戦略が必要です。体重をゆるやかに減らす目標設定をし、体重の変化をこまめに記録する戦略が大切です。
「やせる動機をしっかり持つ(モチベーションを高める)」。やせることは糖尿病をはじめとする様々な病気の予防に不可欠であり、健康の増進と寿命を延ばすことに非常に有用です。
最後に先生より次の6つのやせる格言が紹介されました。
「無理して食べない」
「空腹を喜ぶ」
「空腹は時間とともに軽減する」
「満腹は時間とともに増大する」
「宣言してやせる」
「継続が一番重要」

質疑応答(1) 質疑応答(2)

今回も、水俣市を中心に、周辺市町の方々も足を運んでくださいました。


セミナー終了後のアンケートにご記入いただいたご意見の一部をご紹介します。
【今回の健康セミナーは】
・リバウンドに恐れて受講しました。大変勉強になりました。ありがとうございました。
・堤整形に受診(腰痛)したさいにダイエットを積極的に取り組んでおられ、今回のセミナーに参加致しました。日々の食生活がいかに大切かを痛感しました。生活習慣病のためにも、もう一度考えてみたく思いました。
【今後、取り上げてほしいテーマ】
・認知症の予防対策、生活習慣病について
・うつ病について
【国水研・情報センターの活動について】
・貴重な講演を聞かせて戴き感謝の気持ちでいっぱいです。もっと皆さんに聞いてほしかったです。
・健康セミナーは母から聞いて初めて参加しました。会場も設備がよく、メモしながら聞けました。熊本市から来ましたが、色々な先生方が来られて内容の良い(深い)講座があり、また参加したいと思いました。たくさんの方にお知らせして欲しいです。

ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
次回の健康セミナーは「糖尿病」について、10月に取り上げますので是非ご来場ください。