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基礎研究部
  基礎研究部は、国立水俣病総合研究センター中期計画2015の重点項目である「メチル水銀の健康影響」, 「地域の福祉向上への貢献」, 「国際貢献」に携わっています。 私たちはプロジェクト研究である「メチル水銀中毒の予防および治療に関する基礎研究」をはじめ、基盤研究である「メチル水銀の選択的細胞傷害および個体感受性に関する研究」, 「メチル水銀による遺伝子発現変化と病態への影響、その防御に関する研究」, 「メチル水銀毒性に対する修飾因子に関する研究」, 「含イオウ求核低分子に着目したメチル水銀の選択的細胞傷害に関する研究」, 「メチル水銀による中枢神経系における後期毒性機序の研究」によって、メチル水銀中毒の病態メカニズム解明を進め、さらに、「水銀・セレンの生物における組織内局在に関する研究」によって、メチル水銀の曝露・影響評価を進めています。
  また、私たちは業務である「世界における水銀汚染懸念地域の毛髪水銀調査」および「毛髪水銀分析を介した情報提供」において、海外や日本国内から提供された毛髪の水銀分析を行うことによってその情報を提供し、さらに、「水俣病剖検例の病理組織標本の永久保存を目指したデジタル化」において、水俣病病理標本を用いた情報発信を企画するなど、社会貢献および国際貢献業務にも参加しています。
研究員紹介
基礎研究部長 藤村 成剛(併)
毒性病態研究室長 藤村 成剛(併)
毒性病態研究室 主任研究員 丸本 倍美
生理影響研究室長 藤村 成剛(併)
衛生化学研究室長 藤村 成剛(併)
衛生化学研究室 主任研究員 永野 匡昭
衛生化学研究室 主任研究員 鵜木 隆光
衛生化学研究室 主任研究員 住岡 暁夫