環境・保健研究部は、主として・環境(大気、水、土壌、生物)における水銀の動態に関する研究、及び・メチル水銀曝露のヒトにおける健康影響に関する環境保健学的研究を行っています。
研究課題:
1.メチル水銀曝露に対するハイリスクグループの曝露評価システムの強化
2.開発途上国における水銀の曝露評価と技術移転
3.魚類への水銀蓄積の起点となる基礎生産者動態と食物連鎖を介した生物濃縮に関する研究
4.海洋中における形態別水銀の鉛直分布構造の要因解明
5.大気・降水中水銀のモニタリングと国際的モニタリングネットワークへの協力
6.発生源別水銀安定同位体組成のキャラクタリゼーション
7.海洋におけるメチル水銀の形態変化過程に関与する微生物群の動態解明
8.高濃度水銀蓄積動物種におけるメチル水銀及び必須微量元素の曝露実態と用量-反応関係に関する研究
9.慢性期水俣病患者の病型別日常生活動作(ADL)の経年変化解析
10.コモンマーモセットにおけるメチル水銀による神経症状の評価及び毒性発現とセレン化合物の関連
11.水俣病における水銀とセレンの共存及びメチル水銀の胎・乳児影響に関する研究
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