臨床部は、国立水俣病総合研究センター中期計画2015の中で、重点項目「メチル水銀の健康影響」と「地域の福祉向上への貢献」に携わっています。具体的には、医療センターに設置された脳磁計やMRIを用いたメチル水銀曝露のヒト健康影響評価および治療に関する研究やクジラ多食地域におけるメチル水銀曝露に関する研究が進行中で、また水俣病患者さんへのリハビリテーションを週2回実施し、ホームページや講習会を通してリハビリテーション技術や介助技術の情報発信を行っています。さらに、地域の介護予防事業の充実にも参加し、地域との連携を深めています。その他、メチル水銀の健康影響、病態と治療に関する基盤研究を進めています。 |