4年ぶりとなる国立水俣病総合研究センターの一般公開(オープンラボ)を開催いたしました。猛暑の中、水俣市や周辺の市町村から375名の方々にお越しいただきました。誠にありがとうございました。子供向けの楽しく科学を学べる体験型の企画やリハビリ体験、地球環境問題に関する企画、国水研の研究紹介など、子供から大人まで楽しんでいただける企画を準備し、ご来場者の皆さまにもご満足いただけたものと思います。一般公開は毎年この時期に行っておりますので、ぜひお誘いあわせの上、一度お越しいただければ幸いです。
物忘れの予防に役立つ物づくり体験として、カラフルつむつむペン立てとレジンキーホルダーを作っていただきました。
健康チェックとして体組成の状態をチェックしていただくとともに生活指導を行い、老若男女問わず、楽しみながら健康に関心を持っていただくきっかけとなりました。
VRゴーグルを着用して、360°好きな方向を見ることのできるVR動画をご覧いただき、水俣の美しい風景を空からお楽しみいただきました。
液体窒素を使って、ビニール袋に液体窒素を入れて膨らませたり、花や葉を凍らせたり、不思議な世界をご覧いただきました。
毛髪水銀測定の結果を通して、水銀への関心を高めると共に、水銀に対する正しい知識をお伝えしました。
水銀と海洋プラスチックについて、ポスターにより啓発活動を行いました。
国水研の研究や活動について、ポスターを使って来場者の皆様にご説明しました。
シカの角に隠された秘密について、実物を展示してご紹介しました。
金属の力を加えた際に壊れずに柔軟に変形できる「展性」について、金工技術のひとつである鍛金を通して体験いただきました。
身近な化粧品に含まれる成分に着目し、肌荒れや乾燥に効くハンドクリームを作成することによって、スキンケアに関する科学を学習いただきました。
風力発電機を製作いただき、息を吹きかけて発電させることでライトが点灯するか体験することで、自然エネルギー利用について学んでいただきました。
スーパーグローバルハイスクールにも指定されている水俣高校の環境研究についてご紹介しました。
PC操作でマウスの代わりとして利用できる視線入力機を、ゲームを通して体験していただき、リハビリ機器について理解を深めていただきました。
所長の椅子に座って記念撮影をしていただいたり、模型を通じて身近な環境や製品に存在する水銀について学んでいただいたりしました。
不知火海や湯の児の絶景を眺めることのできる屋上を特別に開放し、見晴らしの良さをお楽しみいただきました。
各企画にヒントが隠されたクイズラリーに挑戦いただきました。
水俣近辺の飲食店等に協力いただき、軽食販売も行いました。